アメプレスPro 株式会社アイピリカ 松原 康利 評判まとめ

amepresspro_aipirika_hatsubarayasutoshi 集客ツール
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はじめまして、ハチ公です。

数ある情報の中から、この記事を見つけてくれてありがとうございます。

「アメブロ、WordPress、X、インスタ…全部に手が回らない!」

「誰か、この面倒な『いいね』回りや投稿作業を自動でやってくれないか…」

サラリーマンとして、そして一児の親として時間が溶けていく毎日で、そう嘆きたくなる気持ち、….そうそれは、私です。

『自動化』『総合集客』—。なんと甘美な響きでしょう。

私も過去20年、そうした「楽できるかも」という期待に踊らされ、FXや数々の商材に手を出しては、口座残高だけが自動で減っていくのを眺めていました。

だからこそ、同じ過ちを繰り返したくない。あなたにも、繰り返させたくない。

今日、石橋を叩き割る覚悟で検証するのは、株式会社アイピリカが提供する「アメプレスPro」。

月額数千円で、本当にあなたのビジネスを加速させる「神ツール」となるのか。

それとも、あなたの貴重な時間とブログ資産(アカウント)そのものを奪いかねない「時限爆弾」なのか。

購入ボタンを押す前に、その正体を徹底的に分析していきましょう。


特定商取引法に基づく表記の確認

まず、情報商材を分析する上での「お作法」、特定商取引法に基づく表記(特商法)の確認です。

これは販売者の「名刺」であり、ここが曖昧な時点で議論は終了です。

項目 内容
販売社名 株式会社アイピリカ
運営統括責任者 松原康利
所在地 東京都府中市南町3-49-1
電話番号 05035726708
問い合わせ先 support@amepress.net
販売URL (記載なし) ※infotop経由での販売が主と推測

【商材概要】

この「アメプレスPro」は、アメブロを中心に、WordPress、X (旧Twitter)、Facebook、Instagramなど、複数のプラットフォームと連携し、「いいね」や「フォロー」といった作業の自動化、ブログのバックアップなどを一括で行うための「総合集客Webサービス」と謳われています。

表記内容の分析

表記自体は、法人名、代表者名、所在地(東京都府中市)、連絡先(050番号とメール)が明記されており、最低限の体裁は整っています。

しかし、本当に恐ろしいのは、その下に続く膨大な「利用規約」の細字です。

いくつかピックアップしてみましょう。

  • 第5条 (データの管理、バックアップ): 「(利用者は)自己の責任のもとに厳重に管理するものとする。」「何らかの事由によりデータを紛失…した場合も、当社は如何なる責任も負わないものとする。」
  • 第13条 (保証の制限): 「甲は…以下の事項の保証はしないものとする。」「・当サービスが停止することなく、問題なく運営され続けること。」「・当サービスに欠陥が生じた場合に、常に修復されること。」
  • 第14条 (責任の限定): 「甲は…あらゆる付随的損害、間接損害、派生的損害及び特別損害について、責任を負わないものとする。」
  • 第17条 (改訂): 「本規約及び条件は、甲の判断により乙の承諾なく随時変更、改訂を行うことができるものとし、乙はこれを承諾するものとする。」

要約しますね。

「データが消えてもあなたの責任です。ツールが動かなくても、バグがあっても保証しません。何があっても私たちは責任を負いません。規約は予告なく変えます。これに同意してください」

…随分と「Pro」仕様なご契約内容です。非常に「販売者(甲)に」手厚い内容ですね。

もちろん「返金不可」の一文も、しっかり記載されています。


販売会社・販売者の実態

では、この規約を提示する「株式会社アイピリカ」とは、どのような会社なのでしょうか。

会社概要・経歴

販売者は株式会社アイピリカ、代表は松原康利氏。Web上の調査では、この「アメプレスPro」を主力商品として、インターネット集客ツールの開発・販売を長年行っている企業であると確認できます。所在地も東京都府中市の実在する住所のようです。

過去の販売実績と評価

この「アメプレスPro」、特筆すべきは「販売期間の長さ」です。

レビュー記事などでは「10年以上」「12年」といった記述が散見され、この手のツールとしては異例のロングセラー商品であることは事実のようです。10年以上もサービスが続いているのに、公的な決算情報や、客観的なデータ(売上や正確なユーザー数)が見当たらないのは、少々不思議ではありますが。

そして、ネット上の評価は、見事に「賛否両論」です。

「複数SNSを連動できて便利」「作業が効率化された」という肯定的な声。そして、それ以上に目立つ「致命的な」批判的意見。

この「賛否両論」の中身こそが、この商材の「落とし穴」です。


費用対効果と代替手段

まず、価格です。

多くの紹介サイトでは「月額 2,980円」という表記が見られます。月3,000円弱。この価格で面倒な作業が全て片付くなら…と、つい心が動いてしまう絶妙な価格設定です。

では、その対価として得られるものは何でしょう?

利点とされる点:複数SNS・アメブロの「いいね」「フォロー」作業の自動化、バックアップなど。

致命的な懸念点(リスク)

  1. Amebaの利用規約違反リスクこれが最大の問題です。Ameba(アメブロ運営)は、自動化ツールの使用を明確に禁止しています。つまり、このツールを使う行為そのものが、「アカウント停止」や「アカウント完全削除」のリスクを常時抱えることを意味します。月額2,980円を払って、自分のブログが消されるリスクを買う…これは何の冗談でしょうか。
  2. 「見せかけのファン」問題ツールで自動的に集めた「いいね」や「フォロー」は、あなたの記事を熱心に読んだ「ファン」でしょうか? いいえ、多くは同じようにツールを使っている人か、ロボットです。売上に繋がらない数字(虚栄の指標)を集めて、本当に意味がありますか?
  3. 「完全」自動ではない?一部のレビューでは「全自動ではない」「結局、操作が必要」といった指摘も見られます。自動化を期待して導入したのに、結局手がかかるのであれば、本末転倒です。

代替手段

アメブロ自動化系には「アメーバキング(AmebaKing)」という強力な競合が存在します。複数のレビューサイトで「アメプレスProよりアメーバキングの方が使いやすい」「同じ価格ならアメキンを選ぶ」という意見が多数見られるのは、偶然ではないでしょう。


実購入者の口コミ・評判

販売者の「謳い文句」よりも、利用者の「生の声」を見てみましょう。

特に注意すべき、核心を突いた否定的な口コミをピックアップします。

「自動化ツールで増えるのは「見せかけの数字」だけです:自動でいいねをもらっても、実際にブログを読んでもらえない」

「アカウントの一時停止・アカウントの完全削除等のリスクがある」

「アメプレスの一番大きなデメリットとしては、全ての操作を自動的にタイマーをかけて動かす事ができず、1つの動作をするごとに終わったらツールが止まる」

「月額料金2,980円を支払うのであれば、料金が同じで使い方がわかりやすいアメーバキング2がおすすめ。」

口コミから見える問題点は非常に明確です。

  1. 集まるのは「見せかけの数字」であり、ビジネスに繋がらない。
  2. プラットフォーム(Ameba)の規約違反であり、アカウント削除という最大のリスクがある。
  3. 期待する「自動化」が不完全である可能性。
  4. 同価格帯の競合ツールに劣っている可能性。

これだけの赤信号が灯っているのに、あえて進む理由がどこにあるでしょうか。


注意すべき点・リスク

この商材を検討する上で、あなたが陥る可能性のある「典型的な失敗パターン」を整理します。

典型的な失敗パターン

失敗パターン①:「自動化」という名の「自動浪費」

月額2,980円を払い、ツールを導入。設定に数時間。確かに「いいね」は増え、フォロワー数もわずかに動く。「何か仕事をしている気」にはなれます。

しかし、売上は一向に上がらない。なぜなら、集めているのは「見せかけの数字」だからです。

あなたは、ビジネスをしているのではなく、月額2,980円を払って「数字集めゲーム」をしているだけの状態に陥ります。私 が20年間、様々な商材で「右往左往」していた時と全く同じ、”忙しいだけの無駄”な状態です。

失敗パターン②:一瞬ですべてを失う「アカウントBAN」

最も恐ろしいパターンです。ツールがAmeba側に検知され、ペナルティが課せられる。

最初は「一時停止」かもしれません。しかし、最悪の場合、「アカウントの完全削除」です。

あなたが数ヶ月、あるいは数年かけて書き溜めた記事、築き上げた読者との関係、そのすべてが、月額2,980円のツールのために一瞬で消え去ります。

「第5条」を思い出してください。運営元(アイピリカ社)は、あなたのデータが消えても一切責任を負いません。

【教訓】

プラットフォーム(Amebaなど)の規約に違反するツールに、あなたのビジネスの「命綱」を預けてはいけません。それは「効率化」ではなく、ただの「ギャンブル」です。


まとめ:ハチ公は「アメプレスPro」を推奨しない

長々と分析してきましたが、私の結論は極めてシンプルです。

「アメプレスPro」は、特にこれから安全にネットビジネスで資産を築きたいと考える方には、断固としておすすめできません。

その判断根拠を、改めて整理します。

  1. 致命的な「アカウント削除リスク」Amebaの利用規約に違反する行為を「機能」として提供している時点で、消費者擁護の観点からは論外です。あなたの資産(ブログ)を守るため、手を出してはいけません。
  2. 「何があっても責任を負わない」という販売者都合の利用規約「ツールが動かない」「データが消えた」これら全てが利用者の自己責任とされる規約(第5, 13, 14条)は、あまりにも一方的であり、信頼できるサービス提供者の姿勢とは思えません。
  3. 集まるのが「見せかけの数字」である可能性複数の口コミが示す通り、売上に繋がらない「虚栄の指標」を集めるために月額料金を払い続けることは、費用対効果が著しく低いと判断します。
  4. 競合ツールに対する優位性が見えない「自動化が不完全」「競合(アメーバキング2)の方が良い」という声がある以上、あえてリスクの高いこちらを選ぶ理由が見当たりません。

「自動化」という言葉に心が揺らぐのは、あなたが真面目に「時間がない」中で、なんとか活路を見出そうと頑張っている証拠です。
そしてこのブログを読んでいるということは、自分に合うものか「事前調査」している行為であり、とても正しい行動なのです。ご自身を褒めてあげてくださいね。

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。

近道に見える道が、一番の遠回りであることも多いのです。
お互い、安全な道を選び、着実に歩んでいきましょう。よい商材に巡り合えるよう、ともに頑張っていきましょうね。


【おまけ】類似商材との比較事例

情報商材の世界では、アメプレスProのような「自動化ツール」は定番のカテゴリです。

高評価な(と言われる)商材の傾向:

「高評価」とされるツールは、規約違反のリスクが低いプラットフォーム(例えばWordPress単体)で機能するか、分析やリサーチといった「人間の思考」を補助する方向に特化しています。自動で「いいね」を押すのではなく、どの記事が読まれているかを「分析」するツールです。

トラブル商材の傾向:

一方でトラブルになりがちなのは、「アメプレスPro」のようにプラットフォーム側の規約に抵触する「グレー(限りなく黒に近い)」な機能を提供するものです。「アカウントがBANされた」「期待したほど自動じゃなかった」というクレームは、この種のツールに共通する典型的な末路です。

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