在庫管理くん 株式会社Huit 岡芹 顕 月額1,980円で在庫管理革命?徹底レビュー

zaiko-kanrikun_Huit_okazeri せどり・転売
zaiko-kanrikun_Huit_okazeri

はじめまして、ハチ公です。

数ある情報の中から、この記事を見つけてくれてありがとうございます。

「せどりや物販を始めたけど、在庫管理が面倒くさい…」
「Excel管理はもう限界。でも高額なツールは払えない」

そんな時、もし**「月額1,980円」**という価格で、その全てを解決してくれる「在庫管理くん」なるツールを見つけたら、あなたはどう感じますか?

「え、月2千円以下? 缶コーヒーを数本我慢すればいいだけか」
「これくらいなら、試しに入ってみてもいいかも…」

…その「これくらいなら」という思考、かつての私(ハチ公)がどっぷりハマった「落とし穴」への入り口です。

私自身、ネットビジネスで稼ぎたいと20年近くもがき、FXや情報商材に「これくらいなら」と手を出しては、マイナスばかりを膨らませてきました。その小さな油断が、結局は大きな損失に繋がるのです。

だからこそ、石橋を叩き割る覚悟で検証します。

株式会社Huit、岡芹 顕氏が提供する「在庫管理くん」。

この月額1,980円は、あなたの物販ビジネスを加速させる「投資」になるのか。

それとも、実態のよく分からない相手に、あなたの大切な個人情報と月額料金を「寄付」するだけになってしまうのか。

購入ボタンを押す前に、その「安さ」の裏に隠された実態を、データで徹底的に分析していきましょう。


特定商取引法に基づく表記の確認

まずは基本中の基本、「特定商取引法に基づく表記」のチェックです。

これは販売者の「顔」であり「履歴書」。ここが信用できない商材は、その時点で議論の余地もありません。

項目 内容
販売事業者 株式会社Huit
運営統括責任者 岡芹 顕
所在地 〒331-0823 埼玉県さいたま市北区日進町2-1149-1
電話番号 090-6045-1844
問い合わせ先 okazeri0105_0101@yahoo.co.jp
URL https://okazeri-sedori.com/landing/zaiko-kanrikun-lp-gen2304

【商材概要】

販売価格は月額1,980円のサブスクリプション。決済完了後にメールで案内が届き、サービスが開始されるようです。動作環境はMacOSおよびWindows10以上と、幅広く対応しているように見えますね。

表記内容の分析

さて、この「履歴書」、どう思われますか?

私は、見た瞬間にいくつかの強烈な「違和感」を覚えました。

  1. 「株式会社」なのに、電話番号が「090」法人として事業を行うなら、固定電話番号(03や048など)か、せめてIP電話(050)を記載するのが社会的な常識です。代表者の個人携帯と思われる「090」番号を堂々と記載している点に、組織としての体制を疑わざるを得ません。
  2. 「株式会社」なのに、メールアドレスが「Yahoo!メール」これも同様です。独自ドメイン(@huit.co.jp のような)のメールアドレスではなく、誰でも無料で取得できる「@yahoo.co.jp」のフリーメールを連絡先に指定しています。

もちろん、これらが即座に違法というわけではありません。

しかし、法人(株式会社)を名乗りながら、連絡手段が「個人の携帯」と「フリーメール」だけというのは、消費者として「本当にこの組織は実在し、継続的にサポートを提供する体制があるのか?」と、強い不安を感じませんか?

そして、お決まりの一文も忘れてはいけません。

「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」

月額1,980円でも、あなたの在庫管理が楽になる保証は、どこにもないのです。


販売会社・販売者の実態

特商法の「表向き」が不安だらけだったので、次は「実態」を調査します。

「株式会社Huit」とは、そして「岡芹 顕」氏とは、一体何者なのでしょうか。

会社概要・経歴

調査結果から申し上げます。

「株式会社Huit」および「岡芹 顕」氏に関する、詳細な企業情報(設立年、事業内容、資本金など)や、運営責任者としての客観的な経歴・プロフィールは、Web上では一切見つけることができませんでした。

(情報が見つかりませんでした)

唯一の手がかりは、「おかぜり(日用品せどり事業を教える人)」というX(旧Twitter)のアカウントが、「在庫管理くん」を宣伝しているという事実だけです。しかし、そのアカウントが法人の公式なものか、岡芹氏本人であるかどうかの確証もありません。

特商法では「株式会社」を名乗りながら、その法人の実態がネット上のどこにも存在しない。

これが、私たちが月額料金とクレジットカード情報を渡そうとしている相手の「正体」です。

過去の販売実績と評価

当然ながら、運営実態が不明なため、過去の「販売実績」や「導入事例」といった客観的なデータも一切見つかりませんでした。

X(旧Twitter)で「自宅在庫に特化した在庫管理ツールです」という宣伝投稿が確認できるのみで、実際にそれを利用したユーザーがどれだけいるのか、どのような評価をしているのかは、完全に未知数です。


費用対効果と代替手段

実態は不透明ですが、価格は月額1,980円です。

この価格設定をどう評価すべきでしょうか。

確かに、本格的な在庫管理ツールとしては「低価格帯」です。しかし、調査(5)が指摘するように、最大の問題点は**「販売サイト上の記述だけでは、ツールが持つ機能が十分に把握できない」**ことです。

「在庫管理くん」と名乗っていますが、具体的に何ができるのでしょう?

・複数倉庫(自宅とFBAなど)に対応しているのか?
・仕入れ価格と販売価格を紐づけて、粗利計算はできるのか?
・過去の売上データから、発注点をアラートしてくれるのか?

これら、在庫管理に「本当に」必要な機能が備わっているのか、一切不明です。
もし、ただ在庫数を入力するだけなら、それこそ「代替手段」で十分です。

【代替手段】

  • Excel / Googleスプレッドシート:無料。在庫数が少ないうちは、これで十分です。自分でカスタマイズできる柔軟性もあります。
  • 無料〜低価格のクラウド在庫管理ソフト:Web上には、無料プラン(例:SKU数制限あり)を提供する信頼できる企業(鉄人くんなど)のソフトが多数存在します。

機能が不明なツールに月額1,980円を払うより、まずはこれらの無料で実績のある代替手段を試すのが、賢明な判断ではないでしょうか。


実購入者の口コミ・評判

実態も機能も不透明。では、実際に使った人の「生の声」はどうか。

この商材を検討する上で、最も重要な判断材料となる「口コミ」を徹底的に調査しました。

結果から申し上げます。

「在庫管理くん」に関する、いかなる口コミ・評判(肯定的なもの、否定的なもの両方)も、Web上では一切見つけることができませんでした。(情報が見つかりませんでした)

…これは、非常に深刻な事態です。

X(旧Twitter)で「一般公開決定」と宣伝されているにも関わらず、利用者の「使ってみた」という感想が一件も見当たらない。

これは一体、何を意味するのでしょうか?

  1. まだサービスが新しすぎて、誰も使っていないのか?
  2. 利用者はいるが、SNSなどで感想を発信する人が一人もいないのか?
  3. あるいは…?

理由はどうあれ、「購入者のレビューがゼロ」というのは、消費者にとって最大のリスクです。

私たちは、誰も評価していない「未知のツール」の、最初の人柱になる覚悟が求められています。月額1,980円で。


注意すべき点・リスク

ここまで集めたデータを整理し、あなたがこの「在庫管理くん」に手を出す場合の「具体的なリスク」を洗い出します。

典型的な失敗パターン

失敗パターン:「安いから」で契約し、月額料を垂れ流す

Step 1: 契約(月額1,980円)
「月2千円なら失敗してもいいか」と、軽い気持ちでクレジットカードを登録します。この時点で、あなたの貴重なカード情報は「実態のよく分からない会社(とフリーメール)」に渡ります。

Step 2: 失望(機能不足)
決済後に送られてきたツールを起動。しかし、あなたが期待した「自動化」や「分析機能」はなく、結局はExcelに毛が生えた程度の機能しかありませんでした(※これは機能不明ゆえの最悪の想定です)。

Step 3: 放置(サンクコストの欠如)
「まあ、1,980円だし」「面倒だから解約はまた今度」。

高額な商材と違い、「1,980円」という安さが、逆に「もったいない」という気持ちを麻痺させます。あなたはツールを使わないまま、毎月チャリンチャリンと1,980円が引き落とされ続けます。

Step 4: 発覚(数ヶ月後)
数ヶ月後、カード明細を見て「あ、まだ払ってた!」と気づく。その頃には、1,980円×数ヶ月分=約1万円近いお金を、実態も機能も不明なツールに「寄付」した後です。

【教訓】

「安いサブスクリプション」は、「高い買い切り商材」よりもタチが悪いことがあります。なぜなら、痛みを感じないまま、あなたの資産を静かに奪い続けるからです。


まとめ:ハチ公は「在庫管理くん」を推奨しない

集めたデータを分析した結果、私の結論は明確です。

「在庫管理くん 1980円」は、価格以前の問題として、ビジネスの取引相手として信頼できる情報が皆無です。特に「安全にリスクを抑えていきたい」と考える方には、断固として推奨できません。

その判断根拠は、以下の通りです。

  1. 特商法の信頼性が致命的に低い「株式会社」を名乗りながら、連絡先が「090の携帯電話」と「Yahoo!のフリーメール」のみ。これは、継続的なサービスを提供する法人の体制として、あまりにも杜撰です。
  2. 運営会社(株式会社Huit)の実態がゼロWeb上に、法人の設立年、事業内容、実績、公式サイトなど、実態を確認できる情報が一切ありません。私たちは「何者か分からない相手」に個人情報を渡すことになります。
  3. ツールの機能が一切不明販売ページでは「在庫管理くん」としか書かれておらず、具体的に何ができ、何ができないのかが全く分かりません。不明瞭なサービスに月額を払うのはギャンブルです。
  4. 第三者の口コミ・実績がゼロ「誰も評価していない」というのが、2025年11月時点での客観的な事実です。あなたは、そのツールの有効性を試す「最初の一人」になりたいですか?

月額1,980円。確かに安い。

しかし、その安さの裏側は、「実態不明」「機能不明」「実績ゼロ」の三重苦です。

私が20年かけて学んだ教訓は、「安全にリスクを抑える」とは、「信頼できない相手とは、たとえ1円でも取引をしない」ということです。

ここまで見てくれてありがとうございました。

あなたの貴重な1,980円は、もっと信頼できるExcelの解説書や、家族との時間に使うべきです。
よい商材に巡り合えるよう、ともに頑張っていきましょうね。


【おまけ】類似商材との比較事例

在庫管理ツールやSaaS(サブスク型ソフト)の世界について、一般論を補足します。

高評価な(健全な)ツールの傾向:

運営会社(法人名、所在地、固定電話、独自ドメインのメール)が明確です。ツールの「機能一覧」が詳細に公開されており、「無料プラン」や「お試し期間」で機能を試せることが多いです。利用者の「導入事例」や「レビュー」も豊富です。

トラブルになりがちなツールの傾向:

まさに今回のように、運営者の実態が不透明(バーチャルオフィス、携帯電話、フリーメールなど)です。機能の詳細をあえて曖昧にし、「楽できる」といったイメージだけで契約を迫ります。そして、第三者の口コミが極端に少ない(あるいは、賞賛ばかり)のが特徴です。

タイトルとURLをコピーしました